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2018年02月24日

MG3(MG42)ラフェッテについて

かなり遅くなりましたがあけましておめでとうございます。

去年末にMG42の戦後型であるMG3用のラフェッテを購入しました。
MG3(MG42)ラフェッテについて

まずラフェッテ(Lafette)とは、本来ドイツ語で砲車という意味ですが一般的にはMG34や42専用の三脚を指し、他国やこの間取り上げた対空三脚とは異なり多彩な機能を持っています。
例えば高い連射レートでも高い集弾性を実現する反動抑制機能や制圧効果を高めるために反動を利用して意図的に着弾を分散させる機能や、身をさらさなくても敵を狙える潜望鏡タイプのスコープなどといった、ドイツ製らしい無駄な高性能さを感じさせるアイテムになっております。
なお現在手に入るラフェッテは以下の3種類があります。1つ目はドイツ製のオリジナルで戦中モデルと称されるラフェッテ42で、お値段は70万円ほどでスコープは40万円ぐらいします。もっとも品数が少なくて相場と言う物が存在するのか怪しい面もあります…
次に戦後ドイツからラフェッテ42の生産設備を接収してユーゴスラビアで作られたもの、ユーゴラフェッテとかM53ラフェッテと呼ばれてます。こちらのモデルは、色がオリジナルと異なり黄緑色になっている事や、(おそらく)ユーゴ内戦で使われたためコンディションがあまり良く無い物が多い印象です。値段の方は15~25万円ぐらいという感じです。メリットはなんといっても戦中モデルと形がほぼ一緒という点ですが、スコープの形はオリジナルに比べて機能も省略されています。
最後に今回自分が買ったMG3三脚です。厳密にいうとラフェッテという名称ではないようです。こちらの特徴は戦後の西ドイツ軍で再設計がなされており、機能の改善や行き過ぎた過剰な機能をオミットしています。そのせいでパッと見は似ていますがよく見ると異なる点が多いです。またこのMG3ラフェッテの大きな特徴は、潜望鏡スコープが標準装備されている点にあります。お値段は、これまでの中で一番安くスコープ込みで15万円程度で購入できます。余談ですがMG42やMG3だけではなく新型機関銃のMG5ことHK121にも対応しているようです。
比較です
右がMG3ラフェッテで左が戦中型と同型のM53ラフェッテです
MG3(MG42)ラフェッテについて

それでは細部を見ていきます
なお届いたものにマニュアルが付いてなかったため機能の説明に関してはALL推測です…

まずは格納状態です。この状態で背中に背負い輸送します。
MG3(MG42)ラフェッテについて


真ん中に見えるクッションは背負った兵士の負担を和らげるためのクッションになってますが、ラフェッテのみで21Kgという壮絶な重さが両肩にのしかかります。しかもこのストラップが微妙に短いため一人で背負おうとすると腕や手に本体の金具が当たって結構痛いですw
MG3(MG42)ラフェッテについて

展開します。
はじめにこの部分を展開して立てた方が楽にラフェッテの展開が行えるように思えます
MG3(MG42)ラフェッテについて

ストッパーを解除して3つの足を延ばします。
MG3(MG42)ラフェッテについて
MG3(MG42)ラフェッテについて

後2つはメモリとして番号が記載されていますが、前にはないので目印などを付けておくといいかもしれません、また前脚は角度だけでなく長さも伸ばせるようになってます。
MG3(MG42)ラフェッテについて

後から見て左側に水平器が付いているので敷設する際も平らに取り付ける事が出来ます。とくにトイガンの場合はホップアップ機構のせいで傾いて設置してしまうと弾道が左右に大暴れしてしまうので地味にうれしい機能になってます。
MG3(MG42)ラフェッテについて

上から見るとこのような扇型になっています、測った訳ではありませんが目測でだいたい左右15度ぐらいには動かせるようになってます。
MG3(MG42)ラフェッテについて
また上部の骨組みには強力なバネが組み込まれており、フルサイズライフル弾の高速連射でもぶれないように出来ています


また中ほどの赤い鉄板、薬莢を前方に弾き飛ばす役割をもちます
MG3(MG42)ラフェッテについて

刻印をみるとHKとあります。MP5やG3で有名なヘッケラー&コック製だったんですねこのラフェッテ
MG3(MG42)ラフェッテについて

銃を支えてる部分には不意に動くことを防ぐためのロックが付いているほか、左右の微調整をおこなうためのダイヤルと、振れ幅のロックをするクリップのようなものもあります。

また上下の調整は、この歯車を回します。
上下の移動幅にも左右と同じ様にロック機構が付いています。また距離を表す目盛は夜光塗料で書かれているため夜間でも使用可能になっています
MG3(MG42)ラフェッテについて



トリガーです
ここからバーがのびててMG42のトリガーに連動する仕掛けになってます。どこかオイルが切れてるせいか、引くたびにキーキーなって五月蝿いですw
MG3(MG42)ラフェッテについて
銃本体のトリガー部です
MG3(MG42)ラフェッテについて

さいごにでーんと居座るコンテナの中にはスコープが入ってます
MG3(MG42)ラフェッテについて

ここでG&GのMG42を載せたいと思います
前方のスリングフックを外してここに通します
そしてMG42のここの部分が、ラフェッテのこの部分にはまり込んで固定できるという設計です。
MG3(MG42)ラフェッテについて

事前情報では無加工では付かないと聞いていたのですが、なんと無加工で搭載する事が出来ました。遠隔トリガーによる発砲も大丈夫です。
また戦中モデルに比べ骨組みが細くなっているのでドラムマガジンも装着可能でしたでも給弾不良の嵐ですw




続きます





タグ :MG42

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