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2015年08月21日

LCT AK74シリーズ長期使用後のレビュー

電動ガンに限らず多くのサバゲ用品の購入直後のレビューというものは良く見かけるのですが、ある程度の期間を使用した後の性能の低下や故障などを含めたレビューはあまりないので作ってみました。
参考までに過去2年間にサバゲに30回以上使用しています。
LCT AK74シリーズ長期使用後のレビュー
先に結論から言わせていただくと、2年ぐらいじゃ弱点以外の部分はびくともしない!という感じです


①どこが壊れた?
 LCT AKシリーズに共通する弱点であるコッキングレバーは一回壊れました。
 以前にも述べたように、レバーを下にして置かない事に加えHOP調整などの時を除いて一切操作していないのですが、銃をゲーム中にバリケードに立てかけた時の衝撃で外装ごとポロんと落下してしまいました。
LCT AK74シリーズ長期使用後のレビュー
LCT AK74シリーズ長期使用後のレビュー
LCT AK74シリーズ長期使用後のレビュー
3枚目で赤くしている部分が溶接で接着されているようでした
なお最近のロットではレバーが溶接+ねじ止めになっているそうです、レバーの外装ごと取れた自分からすると意味あるのかよw?って気がしますが...

またAK74では合板製のストックにヒビが入ってしまいました。実銃でもよくあることとのことらしいので仕方ないと言えばそうなのですがやはり気に成ってしまいます...一応ヒビは補強ピンの付近で進行が停止しているので、実用上問題ないです。
バッテリーを内部に収納するために木が薄くなっている個所もありお世辞にも強度があるとはいいがたく、スリングを使うのもちょっと心配になりますw。
LCTの物は実物と異なりストック内部にバッテリー用の空洞がそのせいで強度が落ちていると思います。
LCT AK74シリーズ長期使用後のレビュー

②初速低下について
購入時(箱だし)93m/s
チューン後 (バレルをマルイG3用に換装、面ポップ化)94m/s
現在 (2年経過)90m/s 
元のスプリングが固いせいか、ほとんど初速の低下は見られませんでした!

LCT製電動ガンのメカボックスについてしばしば聞くのが、ビストンが脆いという事です
現在手元にある2丁はともにLCTのピストンを使っておりますが、特に故障は起きたことはありません。(初速90前半でサイクル13前後というとりわけ負担が大きい設定にしてます)ハイサイクルや流速チューンにでもしなければそのままで使っても問題ないかなと思います。
シリンダーとの気密の粗さを考えると効率や初速のバラツキを抑えて精度を上げるためにもカスタムパーツに交換するのが吉かと思います

③ギアノイズについて
 個体差や自分の調整スキルの無さのせいだろ?と言われたらそれまでなのですが、この銃で気になったのがメカボ単体で作動させて、ギアノイズを減らした状態で銃本体に収めて作動してみるとすさまじいギアノイズを発します。
この原因はグリップをモーターホルダーに固定するときにモーター取り付けの角度が変化してしまうためと考えられます。解決策としてグリップを必要以上にキツく固定しない事、取り付けネジの穴を拡大すること、メカボとモーターホルダー間のガタを取る事で軽減します。この現象は74UNに付属するベークライトタイプのグリップで顕著でした。

またメカボックスがらみでなんですが、グリップネジの締め具合でセレクターのかかる位置がずれる事が有りました。


④ガタツキなどについて
フロントサイト
この銃はフロントサイトをネジとピンで固定しています、以前フィールドで立てかけていたものが倒れたせいで、固定が緩くなり力を掛けると動くようになってしまいました。ただしマルイAK47のようにグラグラするようなことはなく使用上では全く問題はありません。しかしE&Lのように溶接でガチガチに固定してくれている方がユーザーとしては嬉しいですよね...
サイドマウントは普段レプリカスコープ付けてゲームしていますが全く微動だにしません。



⑤錆びについて
LCTの売りの一つである黒染め加工のお蔭で恐ろしいほど錆びません。お前本当に鉄かw
でも実物AKは黒染めじゃなくて塗装なんですがw
LCT AK74シリーズ長期使用後のレビュー
ウエザリング等は全くしていませんが、購入直後の真っ黒!な状態と比べると少し銀色が見えるようになりました!


最後に自分がエアガンに興味を持ち始めた10年前に比べ、AK系統の電動ガンはかなり充実したと思います。2000年台前半のマルイAK47から74やAKMを自作した方々は本当にすごいと思います...
しかしながらレシーバー長の長さの問題のようにどのメーカーの物も完全版とはなっていないというのが現状であると思います。新規開発をしてきたVFCやLCTやE&Lの製品のさらなる改良や、M4でリアルさに定評のあるTOPやシステマの参入などで、できるだけ早い究極の電動AKの登場を楽しみに待ってます。







タグ :AK74LCT

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